東十条~上野 | JR京浜東北線/東十条駅 | 165円 | |
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上野~東中野 | JR山手線~総武線~中央線/上野駅 | 216円 | |
新大久保~十条 | JR山手線~埼京線/新大久保駅 | 154円 | |
十条駅~実家 | タクシー/東京都北区 | 730円 | |
家賃 | -/-(振込) | 20,000円 | |
駐車場代 | -/-(振込) | 7,000円 | |
ラーメン、半ライス | 一蘭 アトレ上野店/東京都台東区 | 990円 | |
ごま団子 | ?/東京都台東区 | 200円 | |
合計:29,455円 |
体に疲れはあまりなかった。やはり5時ごろ店へ。5時台からお客さんが来て、6時には結構売れていた。お客さん来てるな~と思ったのが朝の6時なんだから売るほうも買うほうも早い。お正月だからと魚介を買う。自分もSNSで告知したものの、誰も来なかった、もし自分が他人のそれを読んでも行かないだろう。結構な値段するし、そんなに魚介、甲殻類に興味がない。皆さん予算と相談しながら、店や品を選びながら買い物を楽しんでおられる。それは自分が服を買うのと同じことのように思えた、どこに興味があるかだけの違いで。ただ、ここアメ横の大きな違いは、「値引交渉」だ。とにかく値引けるだろうと、人間の性が出る。他人のそれはあまり見たくないものである。魚や蟹程度の金額ではそう大したことには感じられない。前職時代は「家」という一生に一度の買い物だから、その性が強く出た、気持ちは分からないでもないが、それがすごく嫌になってしまっていた。同じ家を扱うのに今はそういうお客様はほとんどいない。価格競争の渦の中にいないからだ。客層がいいのだろうとつくづく思う。だから値引かれもしなければ値引こうともしない。この魚屋でも二日間、ほぼ値引きはしなかった。セット割引などの公式値引きはあったとしても。「この店にしかないものなんだからお客さんが買わなくても誰かが買っていきますし、直に売り切れますよ」とそういう強気な話ができる仕入内容だったのだ。お客さんも「あれ?ここはアメ横なの?」と拍子抜けするが、その理屈じゃ仕方ないと買う、希少価値のあるものを買ったんだ!という気持ちの付加価値を持って帰ってもらう、ただ高いものを買ってしまったんじゃないんだよという。そこがうちと似てるなと思ったし、消費者側に立てばそれで高いものを買ってしまう自分の行動も頷けなくはない。目標にしていた三時には売り切れた。皆の胸の中には共通の達成感があり、満足感があった。今年もまだまだ激しい往来を横目にそのまま店で打ち上げをした。寿司という炭水化物もあったし、結構呑んだのでおなかいっぱいのはずだった。一通りの片付けの後にごま団子を食べた。しかし、駅に着く頃にはもうちょっと何か食べたいと思い、ラーメン屋へ。しかも食べながらやっぱりライスも欲しいと追加注文、それも気持ちが「乗り切れた!」と落ち着いてのことであろう。おかげで寝てしまい一駅乗り過ごした。東京事務所でパソコンを持って実家に帰る。年内最後の出費はえーいとタクシーに乗ったこと。ワンメーターだが「釣りはいらねぇよ」とは言えず、きっちりもらって帰った。