Dundee~Glasgow | Train line/Dundee | 2,250円 | |
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宿泊先までバス代 | Bus/Glasgow | 390円 | |
ホットカフェラテ | マクドナルド/Dundee | 283円 | |
タコス、ポテト | Taco bell/Glasgow | 650円 | |
宿泊費 | Air bnb/Glasgow | 3,231円 | |
バナナ、ぶどう | Lidl/Dundee | 200円 | |
水、ヨーグルト | Tesco/Glasgow | 247円 | |
合計:7,251円 |
朝早く宿を出て、美術館の開館時間まで近くのマクドナルドで時間を潰した。開館前に外観の写真をめちゃくちゃ撮った!何と言ってもこの美術館は外観が素晴らしい。建築の美しさと行ったらもう。誇らしいことに、この建築は日本人の隈研吾さんが設計されたものらしく、日本人の作品をスコットランドのここで見られるなんて思っていなかったし、写真を一目見た時から行きたいと思っていた建物を同じ日本人が設計してると知ってとても嬉しくなった。見れば見るほどにこの外観は素晴らしい。見る角度が違えば見え方は何万通りもある。
中の設計も素敵だったな。このV&Aはロンドンにもあり、ファッションに特化した美術館として過去にはアレクサンダーマックウィーンの展示や、現在ではディオールの展示がされたりしている人気の美術館だ。それもあって期待値がかなり高かった。中の展示はロンドンに比べると小さい規模だったけど、スコットランドのデザインに特化した展示で、ファッションの展示はもちろん陶器や様々なデザインが展示されていて面白かった。
その後もう1つ美術館に行って、スーパーで果物を買って、駅へ向かった。
長かった旅もついに最後の都市に。乗り換えや少しの滞在の都市も含めれば10都市目の街、グラスゴーへ向かった。
この旅でずっと読んでいた本が気づけばもう終わりに近づいている。ずっと興味があったアドラー心理学について書かれた本で(もちろん日本語の本)今の自分にすごく喝を入れられているような本だった。世の中、色々な捉え方や生き方があっていいと思うし、十人十色であるべきだと思うけど、私はこんな生き方がしたいと思ったし、以前見て感銘を受けた黒澤明監督の映画「生きる」のメッセージがこの本の内容とリンクして、電車の中でものすごくセンチメンタルな気持ちになった。この旅はもともと、電車の空間がものすごく好きでただ電車に乗って旅をしたいと思って計画したものだったので、電車に乗っている時間が一番楽しかった。電車で知らない街の景色や自然の風景を見ながら読む本や、聴く音楽は、いつもより心に深く染み渡る気がして、私にとっての至福の時間だった。もうすぐ終わってしまうのが悲しい。
そんなこんなであっという間にグラスゴーに到着。今日の宿泊先は安定のエアビーで、駅から離れていたので今日の観光は荷物を持ってせねばならなかった。重かった笑
ここでも行きたかったコンテンポラリーアートギャラリーに行き、堪能した後、どうしてもお腹が空いてしまってタコベルでタコスを食べた。
あとは街を少しぶらぶらして、スーパーで少し買い物をしてバスで宿泊先へ。今日はこの旅で初の民泊、ホストのご夫婦はすごく素敵で優しい人で、部屋も綺麗で可愛かったので最高だった。少し疲れていたのでその後はどこにも出ず、最後の日として旅を振り返っていた。
明日はもうロンドンに帰るだけ。この1週間、色々な都市に行ったり多くのアートを見たり、いろんな人と触れ合った。でも一番はやっぱり電車かな。電車に乗るたびに、大好きなビフォアサンライズがフラッシュバックしていた笑 これから年を重ねても、電車の旅を続けていきたいな。その度にこの旅を思い出し続けたい。
初めての1人旅。1週間電車の旅。自分とゆっくり向き合う時間。いくつになっても忘れたくない旅の思い出がまた刻まれた気がする。
いよいよ留学の折り返し地点だし、2ヶ月間の消費生活もこれにて終了。あっという間すぎたなあ。
こんなに文章力のない気まぐれで長ったるい日記を、もし読んでいただけた人がいるならこの場を借りてお礼を言いたいです。ありがとうございました^^ 6月からも私なりに色々頑張ります!では!