起きて準備をして、
いとこが私と一緒に行きたがっていた
ベトナム料理屋さんのランチに行ってきた。

最近こういうアジア料理とか食べていなかったから
とてもおいしい。欲していたみたい。

食べ終わってから昔からの遊び場、
懐かしのゆめタウンに遊びにいってきた。
私はもう何年ぶりかに訪れたけど、
増設されてあってお店も色々かわっていたり、
フードコートが沢山できていたりして、
もうどこに何のお店があるのか分からなかった。笑

でも昔と変わらず、
ゆめタウンはテンションが上がる場所。
あっという間に時間が過ぎて私は実家へ帰った。

ほぼ5日間、いとこと一緒に過ごしたから
離れちゃって何だか寂しいねえ。
また当分会えなくなるから、
そう思うとこうやってゆっくり過ごせたのは
とてもいい時間だったなあと思う。

なかなかこういう時間って、
大人になると、取れなくなるものだから、
過ごしたいときには過ごしておくのは大切だねえ。


ありがとう。
マイラヴ、いとこ。

ずっといとこ宅でゆっくり休みながら、
一緒にずっとディズニーを見てた日だった。

二人とも今は働いていないもんで、
久しぶりに尾道であんなに動いたから
予想以上にぐったりしていたみたい(⌒-⌒; )

でもいとこと私は一緒にディズニーとジブリを見て
育ってきたからやっぱり二人で見るのは楽しい。

今日はあるようでないような一日だったね、
でもまあこういう日もあっていいよね、
ゆっくりのんびりしよ、って。

尾道に一泊して2日目。
自転車を借りて朝ごはんを食べに行ったり、
400年以上続いてるお酢屋さんを見に行ったり、
ロープウェイに行ったりと、とても気持ちいい日だった。

あいにく天気は小雨がすこし降ったり止んだり。
でも涼しくて動きやすい日だった。

今回の尾道旅行では良いお茶屋さんに巡り会えて、
お茶の美味しさを知ることができた。
新たに知ってみたいと思えるものに出会えた。

インターン先のイベントでお世話になった
ソムリエの方に出会って、
お茶や野草に興味が出てきていた最近。
また一歩ちがった道が照らされたようでおもしろい。

尾道、満足な旅だった。

今日からいとこと念願の尾道へ。
広島から鈍行列車で行ったため、
尾道に着いたのが15時頃。
マイペースな私たちには
こういうゆっくりした旅がちょうど良い。

細い石階段を登ってからの
尾道ならではの風景を見たく、
上のほうにある宿をとったため
宿に着くまで二人とも汗だく、息切れ(⌒-⌒; )

でも振り返ると
街並みがとてもきれいで海も見えて、
二人にしてあげて、また階段を登る。

あれ…？これ登山と一緒の現象ではないか…？
頂上に行くまで道のりは辛いけど、
着いてからの景色を見ると何ともなくなる現象。

まさか念願の尾道で登山の気分を味わうとは(⌒-⌒; )

ご飯を食べたりお茶をしたりしたが、
今日は母上から頂いたお小遣いで賄った(⌒-⌒; )
27歳にもなって…と思いながらも、
ありがたく使わせて頂いたので今日は交通費のみ…

明日からいとこと尾道へ行くために、
夕方頃にお家にお邪魔して計画をねりねり。

行きたいところはGoogleマップで
ピンをたてるのがお決まりなのだが、
尾道で行きたいところがいっぱいあって
ピンが沢山たってしまった(⌒-⌒; )

ずっと尾道に行きたかったから、
散歩しながらゆっくりもしたいし、
すてきなお店が沢山ありそうだなあ。

明日から(たぶん)一泊で…楽しみだなあ。

今日は弟と妹の子守り日だったけど、
私はほとんど一日ダウンしていた。

まあ月経で一日目だったのでダウン。

ほんとに不思議な話なんだけど、
私は月経になる一ヶ月間の生活で
ダウン度が全くちがう。
食生活、睡眠、精神的なもので。

生活習慣などが悪い月のときは
月経になる約ニ週間前くらいから
吐き気や頭痛がするくらい。

それを経て月経に突入する。
月経は大体一週間で終わるけど
なかなか体も重くてしんどい。
だからほぼ一ヶ月体調が悪いときもあるくらい。
（この事実に何回キレたことか…）

でもただ穏やかに（お腹はいたいが）
月経を迎えられたときは、
よくこの一ヶ月生活がんばったね私…と
いつの間にか褒めることが癖になっている。

だから今回、比較的穏やかに迎えることができたので、
いつも通り褒めていた。

だけど食べるものとかで月経のしんどさが
変わってるのってほんと何の儀式なんだ…？と
毎回迎えるたびに思っている。

摩訶不思議。

今日はいとこの祖父のお墓にお参りと
お宅にお邪魔してちょっとご挨拶を。

いとこの祖父はコロナ禍中で亡くなったから、
私はお葬式もでれず、初めて挨拶ができた。
この祖父にもよく可愛がってもらっていた。
小さい頃からいとこと一緒に育ったから
お家によく遊びにも行ってた。

いとこの祖父は陶芸家で、
家には工房があったから私もよくそこで
手捻りをして遊んだものだ。
大晦日になるとその工房でお餅つきをやって、
一緒にお餅をつくったり、とてもお世話になった。

そういった今まで沢山可愛がってもらって
お世話になったお礼を。

ほんとうに、今回の実家滞在は、
初めて手を合わせて挨拶をする機会が多いなあ。

今日は昼から友人と長門方面に出掛けてた。
長門方面に行くのは何年ぶりだろう。
ここ最近、長門湯本温泉は観光に力を入れていて
外の人からも話を聞く機会が多かった。

平日なのに観光の方も多くて、
街もきれいになっていて、まだ生きていた。

川もきれいで散歩しながら川辺で休んだりして、
足だけつかったりして、きもちよかった。

古い旅館は閉館されたような跡あったけど、
新しい旅館や建っていたり、
文化を発信していたりして、
まだこの地は工夫されて、
地元の人は目をむけて、愛してるんだなって思った。
そういうちょっとした光が見えてうれしかった。

✴︎

夕方は俵山温泉にいって、体をほぐした。
やっぱりおっきなお風呂はいいし、
地元のおじいちゃんおばあちゃんが集まる
お風呂はちょっとその町にくわえてもらってるみたいで
居心地がいいし、こういうのが私はすきだ。

✴︎

友人とはいろんな話をした。
ずっと、ずっと、やさしくて
いつまでも見守ってくれるような友人。
私のお守りみたいな一人。

（悪いことではない）私の年齢的に
最近周りでは結婚とか子どもの話とかが多くて、
ごくたまあに嫌になるときがあるのだ。
何だか年齢的に敷かれたレールの話題という感じがして。

私はもっといま興味あることだとか、
これから先見てみたいものだとか、
考えていることを話したい。

でもみんなが同じ方向を向いているわけではないし、
興味あることや、見ているものもそれぞれ違う。

友人とは見ている方向先が似ていて、
そんなしたかった話を今日は沢山できてうれしい。

話をして、
つながって、
また知りたいことができて、
ほんとにおもしろいな。

今日は家族と動物園に行った。
最近ずっと動物に触れたいなあって思ってたからうれしい。

妹は動物に触れたいけど、怖いみたいで、
エサやり体験をするとき、
必ず私にひっついて一緒に手を出してエサやりをした。

弟は、わりとへっちゃらみたいで、
どんどん動物に近づいてエサやりをしていた。

その二人の様子がなんとも面白い。

私は動物園が好きで、東京でも頻繁に行く方だと思う。
動物みたい！動物園にいきたい！って、
東京でもパートナーによく言うもんだ。
友人などに動物園にいったら絶対にみたい動物ってなに？
っていう質問もするのが好きだ。
そこから一緒に妄想動物園遊びをする。

ちなみに私はマレーバクとワニ！だったが、
最近ランクインしたのが、木登りカンガルー。
でもこの子たちはズーラシア動物園に行かねば会えない。

今日の動物園はマレーバクもワニもいなかったが、
（もちろん木登りカンガルーも…）
妹と弟と動物園に出かけれて楽しかったなあ。

はあ〜！東京にかえったらズーラシア動物園にいきたい！
（動物みたい欲がふつふつ…）

今日は夕方から高校の友人に会った。
彼女とはたぶん4-5年ぶりくらいかな。

彼女とは高校時代も卒業してからも
何だかんだ濃密に過ごしてきたから沢山の思い出がある。

いろいろ誤解されやすい子だけど、
私は彼女のお話好きで負けん気が強くて、
向上心があるところが昔から好きなのだ。

これからの未来のことや、最近のこと沢山話した。
昔みたいにみ〜んなで集まったりするのは
中々むずかしくなってきて、
それぞれの道を進んでいて、
時間ってこういうふうに経つものだねって。
さびしいけど、
またみんなで集まれたりできたらいいねって。

心はいつまでもあの頃のままで
また海で遊んだりしたいなあ。

彼女に限らず、地元の友人に会える回数は減ったけど、
だからこそ少しでも会える時間をつくってくれて、
一緒に過ごせることは、とてもうれしい。
彼女も変わらず元気そうに過ごしているようで良かった。

会いにきてくれて有難う ✴︎

昨夜の弟誕生日会があって、
そのまま妹と弟は実家にお泊まり。
母上が迎えに来るまで午前中は一緒にいた。
妹も弟も大きくなったけど、
寝るときは甘えて私の布団に二人が密集したり、
寝顔はいつまでも幼い頃のままだなあ。
愛おしさが増した夜だった。

午後からはなんだか天気が悪く、
雨の低気圧だったからか、
調子がわるくほとんど横になってゆっくり過ごした。
あんまり今まで低気圧とか感じなかったが、
ここ最近はほんとに影響でるから困る。

25歳から身体の構造が変わってきた気がするなー
女性のそういうのって27歳頃じゃなかったかしら。。

今日は弟の8歳の誕生日。
昼から妹と弟を連れて一緒に買い物に行ったり、
ゲームセンターで遊んだり。

買い物は一緒に手伝ってくれたり、
物を持ってくれようとしたり、
敬老の日がちかいから、
祖母に贈る花を一緒に選んでくれたり。
やさしくて、頼もしい男の子になったなあ。

いつまでも、ずっとずっと可愛い弟。
これからも頼もしく、
元気に赴くままに育ってほしいと思う。

今日はもう長い付き合いの友人と会った。
小学生からずっと一緒だったから、
もう22年の付き合いか…？
（え。ほぼ人生を共にしてる）
（今きちんと数えて年数に驚いてる）

彼女は結婚して、いまは地元におらず、
福岡へいるのだが今日は旦那さんと帰ってきた。

圧倒的な安心感。
いつだって私を迎えてくれるような、
お守りみたいな人のひとりだ。

帰ってきてから私がずっと行きたかった
珈琲屋に連れて行ってもらった。
久しぶりに訪れたけど、やはりおいしい。

この珈琲屋は、
高校生のときにテスト明けなどに来ていた。
がんばった贅沢時間みたいなものだった。

彼女の家族にも色々お世話になっていたから、
久しぶりに挨拶もしたりして、
（彼女がわたしの家に迎えにきてくれたときは、
福岡のお土産を持って祖母と母上に挨拶してくれた）
お互いの家族に挨拶し合ってるの、
なんかとても愛とか思いやり感じるなあ〜て温かくなった。

前職を辞めるまで、
ほぼ常に朝から晩まで仕事脳だった。
毎日毎日働き詰めで、
余白なんてなかった。

毎日のマルチタスクに追われて、
気持ちが疲れ果て、
時間内に仕事が終わりそうになかったら、
レッドブルをキメて、
魂を売って何とか体を動かす日もあったほど。

お金は得れたが、
どんどん体は悪くなっていき、
完全に生活とは切り離されていた。

仕事を辞めて、
沢山のことを考え、知る時間ができた。
今日は地球規模の問題を知ったり、
勉強していたのだが、
知れば知るほど悲しく絶望的な気持ちになる。

望んでいた時間の使い方のはずなのに、
これからも人間として生きていくのが悲しくなって、
涙ぐんじゃうことがよくある。
でも、それでも生きていかないといけないし、
一体この先何ができるのだろう、っていう気持ちの往復。

私は結婚もしてなければ、子どももいない。
だから、歳の離れた妹と弟の未来をいつも考える。

この妹と弟に何が残せるのだろうって。
ずっと笑って、幸せでいてもらいたい。
いろんな幸せになれる選択肢を残しておきたい。

わたしが出来ることは限られているけど、
せめて自分の庭だけは常に手入れをして、
両手におさまるくらいの人は幸せにしたいものだ。


そして、与えられたものには、
恩返しができるようになりたい。

最近はずっと家にいるときは、
萩市の郷土本をみたり、
歴史を調べたりしている。

祖父は物知りで、
学ぶことが好きだったから、
実家には沢山の郷土本があって、
それらを漁って読んでいる。

祖父が生きていたら、
聞きたいこといっぱいあるなあ〜て
もっと色んな話を聞いておけばよかったと、
色々調べるたびに思う日々だ。

✴︎

午後からは博物館に歩いて行ってきた。
何回も行ったことあるが、
こんなに熱心に見たのは初めてかもしれない。

今日も博物館では知らなかったことがあって、
また一歩、自分のルーツを知ることができた。

城下町を通ると、ここは昔から変わらない。
私が生まれる前からほんとに変わっていない。
ずっと ずっとここは守っていきたいっていう、
地元の人の思いが現れているんだなあ。

地元を歩くといっぱい生っている夏みかんだって、
人の生活を助けていた産物なんだよなあ。

この町並みはいつだって、きれいだ。

✴︎

今日妹にどうしてそんなに本を読むの？と聞かれた。
いっぱい知りたいことがあるからだよ、と答えた。

どうしてそんなに学んだり、
知ったりしていきたいか。
もちろん面白いからっていうのはあるけど、
ある程度の歳になって、
大人になって学びたいことがなくなるっていうのは
怖いからだ。

ほんとに人相がちがってくるからだ。
いつまでも柔和な心をもっていたいからだ。
人間には学べる力があるんだから、
ずっと学んでいかないといけないと思っているからだ。

そんな思いで、
いま自分の地元、ルーツを知ろうとしている。

今まで振り返って知ろうとしなかったのに、
郷土本ばかり読んでいる私に対して、
家族は見守ってくれていると思っている。。

いとこ宅をあとにして、実家へ戻る。
バスに揺られながら、
いろんなことを考えていた。

目に見えるものだけが全てじゃなくて、
私たちに聞こえない声や世界だってある、
いつだって真っさらな気持ちで向き合いたいなあ。

✴︎

実家へ着いて、おなかすいたので、
地元のソールフードのうどんを食べにいった。
祖母がご馳走してくれて、帰省して今日初めて食べる。
このうどんが食べたくなる日が沢山あるくらい
思い出の味だし、
このうどんで育ってきたといっても過言ではないくらいの
ソールフード。

ネギをたくさんのせるのも昔から。
絶品。

雲仙を出て今日は山口にいる
いとこに会いに行った。

彼女はいとこだけど、
ちっさい頃からずっと一緒に育ってきたから
姉妹みたいなもので、
私のことをねえちゃんと呼ぶくらい。

東京へ出るまで、
実家ではいろんな複雑なことが毎日起こって、
かなしいことばかりが続いた日も多かったけど、
彼女がいたから私は生きてこれたところもあるから
ずっと感謝しているし、ずっとかわいい存在。

今日は一緒に温泉にも行ったけど、
ずっとふざけて話したりしてたから、
3時間も温泉に入っていた。
ふざけすぎて、ちびっこ坊ちゃんにガン見されたほど…

喉もカラッカラになって、
私たちのお馴染みのオロナミンCを気持ちよく飲む。

私たちは祖母譲りで、
オロナミンCがだいすきで、
パートナーにそんなにオロナミンCを飲む人初めて見た、
と言われるくらい、よく飲んでチャージするんだけど。

たしかにオロナミンCを飲む人を見たことあるの
祖母とわたしと彼女くらい。

これが祖母譲りの習慣ってやつね…って
彼女とおもしろくなって、笑っちゃった。

今日は彼女宅にお泊まり✴︎

お昼にインターン先だった直売所に集合。
約一週間前までいたのに、
もうただいま〜ていう気持ちで懐かしかった。
それほど尊い時間を過ごせたのだと感じた。

種取り作業のため、畑に。
作業はとにかく力仕事だった。
乾燥しきったさやを棒でまず叩くのだが、
すぐに落ちるものもあれば、中々落ちないものもある。
ひたすらそれを棒で叩いたり、手でむしっていく。

落ちたさやだとか、種をわけるために
風でとばしながら分けていく。
なんともすごく手がかかる作業だが、
風で飛んでいくさやたちの光景がとてもきれいだった。
夢中で風の力を借りながらひっくり返し続けると、
種だけが残り、感動した。

何種類もの種をこうやってあやしていき、
40年も次世代のために種を残してきた、
一人の農家さん、本当にすごい。ほんとうに。
"人間と一緒で野菜にもストーリーやロマンがある"
（その農家さんのお言葉）


学びたい、知りたいという同じ気持ちで来た仲間たちと、
種をあやしながらうまれる会話も、
とても良い時間だった。

あんまり"仲間"っていう意識、
これまで感じたことなかったけど、
同じ思いで生きてたり、
守りたいものがあったり、
学びたいことがあって、
その場所に集まるのは本当にうれしいことで、
これが"仲間"だったり、"同志"というものかあとも感じた。

時間をかけて、
やはり来れてよかった。

また宝物にしたい時間を頂いた。

大移動の日。
種取り作業のためにまた雲仙方面へ。
朝10時半に実家をでたものの、
高速バスを使って安いルートで向かったから、
長崎のほうに着いたのが夕方の17時という長旅。
お尻はごわごわ。
収まりがいいところにずっと座ってたものだから、
からだもごわごわ痛む。

やはり車って、便利だなあって思うものの、
運転は苦手だから仕方ないのだ、と
自分に何度も言い聞かせていた(T . T)

✴︎

夕飯は昭和6年に創業されたおでん屋さんに。
カウンターに案内されて、
感じのいい奥さまがお話をして下さったり、
東京からきたカップルのお客さんとおでんを分け合ったり。
久しぶりにこういう時間を過ごせて楽しかった。

明日は念願の種取り。
どんなことを感じ、知ることができるか
とても楽しみだ。

今日は一日中雨が降っていた。
ひどい雨。

近所にいる親戚にお線香をあげにいった。
去年の暮れに祖父の弟さんが亡くなって、
私はお葬式には出れずだったから挨拶しに。

最近お線香をあげる数が多くなって、
歳をとっていくって、
こういうことなのかあって感じる。
でもその分、新しい命との出会いも多いわけで。

でもそんなこといっても、
やっぱり別れっていうのはさびしいもので、
もっといろんな話をしたかったなあっていう
気持ちはうまれるんだよなあ。

交錯する気持ち。

✴︎

明日はまた長崎へ向かう。
インターン期間中に延期になってしまった
在来種野菜の種取り作業をしに。

移動時間がかかるし、
車で行けばいいものの、
あまり運転が好きじゃないってことで、
明日は前のり日。

もうちょっぴり雲仙が恋しい。

今日は母上と昼から買い物へ。

お世話になったインターン先への贈り物として、
地元の名産品、蒲鉾を買いにきた。

地元の蒲鉾は一般的な"蒸し製法"ではなく、
"焼き製法"で作られている。
焼き製法とは板の下からじっくり焼き上げ冷ますもので、
どうやら地元の伝統製法らしい。

ほほう。
恥ずかしながら知らなかった。　

名産品、というだけでどうして名産なのかという背景を。
近海で獲れたエソという魚を主原料として、
大切に作られてきたという歴史があることも。

こうやって今まで知ろうとせず、
地元のことへ目を向けていなかったことに気づく。

✴︎

蒲鉾屋の後は夕飯の買い出しに新しく建て替えたスーパー。
建て替える前のこのスーパーは、
私の中学や高校のときの溜まり場で、
小さなゲームセンターがあったり、
軽食（からあげやポテトフライとか）を買って、
友だちといつまでもずっと話せるような場所があった。

もう小さなゲームセンターも、
学生たちが溜まれるような場所も、
ずっと買っていた軽食店もなかった。

新しいスーパーは、
なんだかこう、
もう昔からある地元のスーパーではなくて、
本当にどっかから突然やってきた建物の雰囲気をだしていて、
それは単純に"新しく建て替えた"っていうだけではない気がする。

みんな、どこにいっちゃったんだろう。
元スーパーの跡地は今は抜け殻状態で、
次は一体何ができるんだろう。

私は普段東京で生活をしている人間だから、
こんなふうにおセンチになったりするのは、
ちょっぴりおこがましいけど、
ずっとこの地で生活してる母上に
"あの元スーパーの跡地、何ができてほしいとかある？"と聞いた。

生活するには困っていない。
何かできてほしいとかはないとのことだ。

ここで生活している人がそう言うなら、
もう充分じゃないか。
いろんなものがこの町からなくなっていると感じる。

私が小さい頃はもっと活気があって、
みんなあるものを工夫をしながら大切にしていた。

かなしいな。
新しいものばかりに目を向けるんじゃなくて、
今までみんなが工夫をして大切にしてきたものに
目をむけてほしい。

諦めかけた短絡的なお金の使い方をするんじゃなくて、
愛ある、先のあるお金の使い方をしていってほしいと思う。

✴︎

昔から守ってきた蒲鉾屋と、新しくできたスーパー。
相反するものをみた一日だったなあ。

体調も戻り、今日は妹と弟と過ごした。
二人とバトミントンをしたり、
ドッチボールをしたりして体を動かした。
（体が鈍っていたせいで、すぐ疲れる…）

二人はまだ小学生で3年ぶりに会って、
最初はすこし恥ずかしがってたのがまたかわいい。笑
大きくなったなあ
子どもの成長ってほんとに早いとつくづく思う。
出来ることも多くなっていて、
いっぱいお喋りもして、
普段近くで成長を見れていない分、
成長ぶりに驚く。

妹は面倒見が良くて、とてもやさしい。
弟はまだやんちゃで、遊ぶのがだいすき。

会えていなかった分、
一緒にお出かけしたり、
遊んで過ごせたらいいなと思う。

昨日の移動疲労とインフルエンザの治りかけで
体がきつくて、ほとんど横になっていた。(T . T)

でも夜にはだいぶ元気になり落ちたので、
明日はちょっと動けそう。

今日は一ヶ月過ごした雲仙を離れ、
山口の実家に帰省。

離れる前にもう一度インターンへ挨拶。
実家でもこっちの野菜少しでも食べたいなあって思い、
八丈オクラと白なす（つやつやしていて真っ白…）を購入。
実家の家族にも食べてもらいたい。
白なすはまだ食べたことないけど、
この八丈オクラは、粘り気すごく味も絶品。

このインターンでは、
沢山の大人に話を聞いたり話をすることができた。
出会った大人、みんな素敵な人で、
バトンのようなものを渡されたり、
託されているような気持ちになる日ばかりだった。
（私はこの先、一体なにができるのだろう…？）

感じたり、学んだりすることが多く、
まだ消化できていない部分もあるが、
この一ヶ月は、
ゆっくりと振り返ることができる時間はあるから
考えることをやめずに、振り返れたらと思う。

✴︎

インターン先を後にして、
博多までバス。
博多から新山口までは新幹線で。

昨日までインフルエンザに罹り、
寝込んでいた奴にはきつすぎる道のりだった。